iPhoneのProシリーズはカメラユニットが大きいので、ワイヤレス充電を行うときに充電器の形によってはカメラユニットが干渉してピッタリ接触せずに浮いてしまうことがあります。
以前はiPhone無印シリーズをAnkerのワイヤレス充電器「PowerWave 10 Dual Pad」を使用していましたが、iPhone無印シリーズはProシリーズと比較してカメラユニットが小さいため干渉せずに充電できていました。
今回は、iPhoneProシリーズのカメラユニットに干渉しないワイヤレス充電器としてUGREENの「2-in1 Magnetic Wireless Charger」を購入しましたので、写真たっぷりのレビューをしていきたいと思います。
2-in-1 Magnetic Wireless Chargerのスペック・商品情報
まずは、UGREENの「2-in1 Magnetic Wireless Charger」のスペック・商品情報を一覧にまとめます。
項目 | 内容 |
---|---|
商品名 | 2-in1 Magnetic Wireless Cherger |
モデル番号 | W702 |
メーカー | UGREEN |
サイズ (本体) | 高さ: 約 3.8 cm 幅: 約 6.0 cm 厚さ: 約 6.0 cm |
重量 (本体) | 約 218 g |
特徴 | Qi2対応 USB-Cケーブル付属 |
購入した理由
私が「UGREEN 2-in-1 Magnetic Wireless Charger」を購入した理由は大きく2つあります。
1つ目は、冒頭に説明したように、従来使っていたワイヤレス充電器がiPhone Proモデルのカメラユニットに干渉し、密着せずに少し浮いた形での充電になってしまうことです。
2つ目は、なぜ3-in-1ではなく2-in-1のワイヤレス充電器を選んだのかという点に関係してきます。
私は、身軽派、手ぶら派で腕時計を付けるのが好きではありません。
なので当然、スマートウォッチも持っていません。
スマートウォッチを使用していないので3-in-1のワイヤレス充電器は必要なく、スマホとワイヤレスイヤホンが同時に充電できれば十分でした。
なので、3-in-1ではなく2-in-1のワイヤレス充電器を探していました。
理想は、あまり大きくなくかさばらず、かつiPhone Proモデルの大きいカメラユニットに干渉しないようなワイヤレス充電器でした。
また、iPhone16シリーズでは、Qi2規格の最大15Wを超える最大25Wワイヤレス充電に対応しましたが、発売時点ではApple純正のMagsafe充電器+30W以上の充電アダプタのみで最大25W充電が可能になる仕様でした。
なので、いずれサードパーティ製品からも最大25Wのワイヤレス充電が可能な充電器が発売されるだろうと思い、それまでのつなぎとして、あまり高額でなくQi2に対応した2-in-1のワイヤレス充電器を探していました。
そこで見つけたのがこのUGREENの「2-in-1 Magnetic Wireless Charger」だったというわけです。
iPhone Proモデルの大きいカメラユニットにも干渉せず、かつ、必要最低限の性能であるQi2規格対応、スマホとワイヤレスイヤホンが同時に充電できるスマートなワイヤレス充電器ということで、この商品を購入するに至りました。
写真たっぷりレビュー
2-in-1 Magnetic Wireless Chargerの商品写真をたっぷり使って写真レビューをしていきます。
パッケージ写真レビュー
まずはパッケージ正面の写真です。
パッケージはシンプルで、UGREENの社名ロゴと製品写真や製品の特徴であるQi2規格(15W充電)、スタンドにもなる充電器、折りたたみ式でポータブルといった記載や商品名である「2-in-1 Magnetic Wireless Charger」といった内容が記載されています。
パッケージ裏面の写真です。
パッケージ裏面には、製品の仕様が記載されています。
開封写真レビュー
パッケージを開封すると、いきなり本体が登場します。
同梱物の一覧です。
左上の白い袋にはUSB Type-C to USB Type-Cケーブル(長さ約1m数センチ)が入っています。
その下の緑の紙は、リサイクルに関する内容がフランス語で記載されています。
左したのドキュメントはユーザマニュアルで、右下のドキュメントは、ヘルプガイドです。
そして右上が本体です。
付属のUSB Type-C to USB Type-Cケーブル(長さ約1m数センチ)です。
ケーブルの端には「UGREEN」のロゴがデザインされています。
本体の写真レビュー
本体上面からのアップ写真です。
中央にはQi2規格のロゴがデザインされています。
本体正面には「UGREEN」のロゴとLEDランプがデザインされています。
本体側面(右側)の写真です。
本体側面側には5W出力用のUSB Type-Cポート(OUTPUT専用)が搭載されていますので、小型ワイヤレス充電器を接続することで、Apple Watchなどのスマートウォッチを充電できる3-in-1 Magnetic Wireless Chargerに早変わりします。
本体側面(背面)には入力用のUSB Type-Cポートがあります。
本体底面の写真です。
本体底面には、商品の仕様が記載されていて、滑らないようにゴム製の滑り止めがあります。
本体をオープンして2-in-1の充電ができるスタンドモードに変形させました。
少しオープンの角度を変えたスタンドモードです。
iPhone Proシリーズとの相性
iPhone16 Proを2-in-1 Magnetic Wireless Chargerにくっつけてみました。
分かりやすいようにiPhoneを下側にして、ワイヤレス充電器をiPhoneの背面にくっつけました。
iPhone Proシリーズの大きいカメラユニットに干渉せずにくっついているのが分かる可と思います。
ちなみに写真はNIMASOの半透明マット仕上げのiPhone16 Pro用ケースを着けた状態なので、ケースを着けていなければさらに余裕を持って吸着することができます。
少し横からの写真です。
ケースのカメラユニット枠にギリギリ干渉しない感じの装着感です。
iPhoneをくっつけてスタンド状態にしました。
本体の重量は約218gなので、スタンド状態にしても安定感があります。
iPhoneをくっつけた状態の後ろからの写真です。
ワイヤレス充電器本体とiPhone16Proを並べてみました。
サイズ感はこんな感じです。
ワイヤレス充電器本体とiPhone16Proを横に並べて少し斜め上から写真を撮りました。
充電速度の参考値
UGREENの2-in-1 Magnetic Wireless ChargerでiPhone16Proを実際に充電してみたときの充電時間を参考までに紹介します。
充電アダプタは3年以上愛用しているAnkerのNanoⅡ45Wを使用し、充電ケーブルはAnkerのPowerLine Ⅲ Flowを使用しました。
結論としては、バッテリー残量10%の状態から約30分で約50%まで充電が完了し、約60分で約70%まで充電できました。
充電時間とバッテリー残量の詳細を表にまとめてみます。
充電時間 | バッテリー残量 | 給電W数 |
---|---|---|
0分 | 10% | 約18.9W |
10分 | 26% | 約18.0W |
20分 | 38% | 約15.3W |
30分 | 49% | 約13.5W |
40分 | 59% | 約10W |
50分 | 65% | 約7.2W |
60分 | 73% | 約14.4W |
70分 | 80% | 約4.5W |
80分 | 85% | 約8W |
給電W数は、充電ケーブルからワイヤレス充電器本体に入力する箇所で測定しています。
Qi2は最大15W給電なので、実際にワイヤレス本体からスマホに給電される部分では15W以下になっていると思われます。
まとめ
最後のこの記事で紹介した内容をまとめます。
以上です。
スマホとワイヤレスイヤホンの充電を同時にできるワイヤレス充電器を探している方の参考になればうれしいです。