みなさんは普段使っているマウスは何を基準に選んでいますか?
今回はロジクールのトラックボールマウス「MX ERGO S」を購入したので、写真をたっぷり使って製品レビューと実際に使ってみた感想や使い心地をまとめたいと思います。
使い心地抜群のトラックボールマウスを探している方や「MX ERGO S」の購入を迷っている方は是非参考にしてみてください。
MX ERGO Sの商品情報・スペック
まずは、「MS ERGO S」の商品情報をまとめます。
項目 | 説明 |
---|---|
商品名 | MXTB2 MX ERGO S |
カラー | グラファイト |
充電ポート | USB-C |
本体サイズ | 高さ:132.5mm 幅 :99.8mm 奥行:51.4mm |
重量(本体) | 164g |
重量(プレート) | 95g |
無線接続 | Bluetooth Logi Bolt |
通信可能範囲 | 約10m |
その他 | ・フル充電で最大120日使用可能 ・1分の充電で24時間使用可能 ・充電ケーブルは付属されていない ・カスタマイズアプリあり |
MX ERGO Sの写真たっぷりレビュー
それでは「MX ERGO S」の写真をたっぷりつかって、外観のレビューからやっていきましょう!
パッケージ写真レビュー
MX ERGO Sのパッケージ正面の写真です。
中央にERGO S本体の写真があり、左上に商品名である「MX ERGO S」と記載があります。
パッケージ背面の写真です。
右上に対応OSとして、Windows、macOS、Linux、ChromeOS、iPadOS、Androidと記載されています
真ん中には27%前腕筋肉の動きを軽減することと、20度の範囲で角度調整が可能なことが記載されています。
その他、トラックボール付近のDPIボタンでカーソル速度をコントロール可能なことと、Logi Options+アプリを使ってカスタマイズできることが記載されています。
パッケージ側面の写真です。
80%静かになったクリック音と、2台のデバイスに接続してデバイス間を切り替え可能なこと、Bluetoothとlogi boltの使用が記載されています。
もう片方のパッケージ側面の写真です。
USB-Cによるクイック充電が可能なこと、パッケージ内容(製品本体、Logi Bolt USBレシーバー、保証規定)が記載されています。
パッケージ底面の写真です。
これまでの説明の比較値として記載されていた「%」の値は、ロジクールM650マウスとの比較であることなどが記載されています。
パッケージ開封写真
パッケージ上面の蓋を開けると簡単な説明が記載してあります。
左側には「EASY-SWITCH」についての記載と「Logi Bolt USBレシーバー」が、右側には電源を入れてからBluetoothもしくはLogi Boltで接続する方法が、3ステップで簡潔に記載されています。
同梱されていたドキュメント類です。
安全についての記載や、保証書、リサイクル時のバッテリー取外し方法、USBケーブルについての案内に関するドキュメントが同梱されています。
USBケーブルについての案内の裏面です。
リサイクル時のバッテリー取外し方法です。
MX ERGO Sの写真レビュー
MX ERGO S本体の写真です。
トラックボールはラメ光沢で存在感がありますね。
左右のクリックボタンの真ん中にはマウスホイールとデバイス切り替えスイッチがあります。
また、左クリックボタンの左側には2つのボタンが配置されていて、デフォルト設定では上がブラウザの「進む」、下が「戻る」ボタンになります。
トラックボールの右下にはDPIボタンがあり、このボタンを押すことでマウスカーソルの移動速度を変更することができます。
トラックボールとDPIボタンのアップ写真です。
横から見ると本体のシルエットはこんもりしていますね。
やはりラメ入りトラックボールの存在感がスゴイです。
クリックボタンやホイール部分おアップ写真です。
ホイールの軸は金属です。
周りはゴムのような素材に滑り止め加工が施されていてグリップ感のあるホイール操作が可能になっています。
よく見るとホイールの左右に矢印が記載さています。
これはホイールを左右に傾けた際にwebページを左右にスクロールすることができることを示しています。
ERGO S本体を右側からアップで撮りました。
本体の下に金属製のプレートが見えます。(本体を左側に傾けた状態)
本体の端っこ部分は、指がフィットしやすいように少しくぼんだデザインになっています。
同じくERGO S本体を右側からアップで撮った写真ですが、今度は本体を右側に傾けた状態になります。
本体を右側に傾けた状態では、底面の金属プレートは見えません。
本体を左側からアップで撮影しました。
本体を右側に傾けた状態なので底面の金属プレートが見えています。
底面の写真です。
本体に金属プレートを付けた状態で撮影しています。
金属プレートの底面はすべらないようにシリコンのような素材で仕上げられています。
よく見ると中央には「MX Ergo S」の文字とLogi Bolt、Blutoothのアイコンが記載されています。
文字とアイコン部分をアップしてみました。
金属プレートを外した本体底面はこんな感じです。
左上の赤いボタン部分が電源ボタンです。
赤の状態が電源オフ、電源オンにすると緑色になります。
本体底面の左側部分をアップしてみましょう。
端っこの濃い黒い部分はマグネットになっていて、金属プレートがくっつくようになっています。
本体底面の右側部分にもマグネットがついています。
このマグネットにより金属プレートの傾きを固定することができます。
金属プレートのアップ写真です。
底面にはシリコンのような滑り止め素材が使われています。
中央の文字部分のアップです。
文字とアイコンはツヤツヤしています。
金属プレートの上面です。
本体底面のマグネットとくっつくため全面金属になっています。
中心には角度調整の際に軸となる溝が掘られています。
金属プレート上面を角度を変えてアップしてみました。
充電用のUSB-Cポートのアプ写真です。
最後に各部分のアップ写真を何枚か。
トラックボール部分のアップ写真です。
クリックボタン付近のアップ写真です。
ホイールのアップ写真です。
本来上面ロゴ付近のアップ写真です。
デバイス切り替えボタンのアップ写真です。
進む、戻るボタンのアップ写真です。
MX ERGO Sを購入した決め手
機能、デザイン、価格、マウスを選ぶ基準は人それぞれかと思います。
私は長年、無線のマウスを使っていましたが、ある日友人からトラックボールマウスを進められて使用してみたところ、その使い心地に感激してロジクールのトラックボールマウスを使い始めました。
当初は、5000円程度の「M570t」を使っていたのですが、壊れて買い替え、2013年頃〜2018年頃まで2台愛用していました。
しかし2台目が壊れてから、壊れやすいし普通のマウスにしようと思い、トラックボールではないロジクールの無線の静音マウスを使用していました。
しかし時が流れて、ふとAmazonで商品を探していたとき、この「MX ERGO S」トラックボールマウスを見つけました。
少し値段は高めでしたが、角度調整やUSB-C充電に対応しているところに惹かれて購入を決めました。
MX ERGO Sの使い心地
MX Ergo Sを実際に使用して感じたポイントをいくつか紹介します。
トラックボールの肌触りと使用感
製品にもともと装着されているトラックボールはグレーのラメ光沢があるトラックボールです。
トラックボールを回して操作する際、少し抵抗感があり重めの感じです。
巷ではペリックスのトラックボールが良いという話を耳にしますが、どんなところに違いがあるかは、別途購入して比較をしてみたいと思っています。
とはいえ、MX ERGO Sを購入してデフォルトのトラックボールで1週間ほど使用していますが、特に気になったり、嫌だなと感じる部分はありません。
しいて言えば色が地味なので、ピンポイントカラーを添える意味でもペリックスのトラックボールに変更してみるのはありな気がします。
トラックボールの外し方
MX ERGO Sにおけるトラックボールの取外し方を簡潔に説明します。
- Step 1金属プレートを取り外す
底面の金属プレートを取外します。
- Step 2取外し用穴からトラックボールを押し出す
トラックボールの真下に穴があるので、そこに綿棒などを差し込みトラックボールを押し出します。
※固い棒で押し出すとトラックボールを傷つけてしまう恐れがあるので、必ず綿棒など柔らかい棒で押し出しましょう。
マウスホイールの肌触りと使用感
マウスホイールはシリコンの様な素材で滑り止め加工がされているので、しっかりとすべらずなめらかに回転することができます。
また、遅く回転させるとスクロールもゆっくり、早く回転させるとスクロールも早くなり直感的な操作が可能です。
また、回転だけでなく左右に倒すことで横長のページをゆっくり横スクロールこともできます。
※早く横スクロールしたいときは、トラックボール付近のDPIボタンを押しながらホイールを回転させます。
マウスボタンの肌触りと使用感
クリックボタンとホイールクリックは、静音仕様になっているため、クリック音が気になる方にもオススメです。
進む、戻るボタンとDPIボタン、デバイス切り替えボタンはカチカチっというクリック音がします。
左右のクリックボタンは大きめに設計されていて、手をERGO Sにおいたときに指の幅広い範囲でクリックすることが可能です。
MX ERGO Sのオススメポイント
使ってみて感じた「MX ERGO S」のおすすめポイントをいくつかご紹介します。
USB-Cで充電できる
操作とは関係ない部分ですが、とても重要な部分です。
前モデルのMXTB1ではmicro-USBによる充電でしたが、MXTB2(ERGO S)では、USB-Cケーブルで充電が可能です。
しかもフル充電で最大120日、1分の充電で24時間使用することができるので、電池交換や電池切れを機にする必要がほぼゼロです。
電池式のマウスを使っている方は、交換用の電池を気にしなくて良くなるだけでも、かなりフットワークが軽くなるはずです。
カスタマイズが可能
専用アプリをダウンロードしてインストールすれば、各ボタンのジェスチャーをカスタマイズすることが可能です。
※専用アプリはWindowsとMac版のみです。
ただし、専用アプリでカスタマイズしなくとも、戻る・進むボタンやホイール操作はデフォルトで仕様できますので、WindowsやMac以外の機器でも十分使えます。
専用ケースのレビュー
マウスを使用していないときに、ただ置いておくとホコリをかぶってしまいます。
MX Ergo Sはサイズも比較的大きめなので、ホコリをかぶる面積も大きいように感じます。
ホコリがボタンやトラックボールの隙間から入って故障に繋がりかねません。
そのようなことを避けるため余裕があればMX Ergo Sの専用ケースも購入しておきたいですね。
いろいろなメーカーがケースを発売していますが、どれも2,000円弱で購入できるので、デザインで決めてしまって良いと思います。
私は、カラビナが好きなのでカラビナ付きのケースを購入しました。
専用ケースも写真たっぷりでレビューしますので、ぜひ参考にしていただけたらと思います。
ケースの全景写真です。
サイズ感はMX Ergo Sがピッタリ収まる感じで、MX Ergo S本体より一回り大きいサイズです。
トラックボール部分は丸く膨らんだ感じになっています。
右側から撮った写真です。
ファスナー部分をアップで撮ってみました。
値段の割に作りは安っぽくありません。
ファスナーの引手部分のアップ写真です。
丁度よいサイズ感で掴みやすいです。
カラビナ部分のアップ写真です。
シンプルで軽いカラビナです。
素材はアルミニウムでしょうか?
ケース内側は起毛素材でMX Ergo Sが傷つきにくいような作りになっています。
起毛部分の拡大写真です。
ケース内側の拡大写真です。
MX Ergo S本体を乗せてみました。
無駄のないピッタリしたサイズ感です。
今一つなポイントや注意点
少し重いです。
金属プレート込だと約250gになるので、見た目以上にずっしりした印象です。
といっても金属プレートは安定性を確保するために、ある程度の重さが必要になります。
ずっしり安定しているため、手にマウスを置いたときにズレることもなく、しっかり操作することができます。
また、充電ケーブルは付属されていないのでUSB-Cケーブルと充電器は別途準備する必要があります。
とはいえ、充電器とUSB-Cケーブルはスマホを使用している誰もがもっているはずなので、新規購入しないと行けないケースは少ないと思います。
まとめ
私自身、数年ぶりにトラックボールマウスを使用しましたが、やはり普通のマウスと比べてとても仕事がはかどります。
また、USB-Cケーブルによる充電が可能で、1分の充電で24時間使用もできるので、電池切れを心配する必要はほぼゼロなのもポイントです。
過去に使用していたM570tのようにチャタリングが発生して故障することがないか気になりますが、価格が倍以上にもなるので、そのあたりも長く使えることを期待します。
これからトラックボールマウスを使用してみようと考えている方は、比較的安価なM575Sなどを試しに購入してみてはいかがでしょうか。