今回は、コンセント直挿しでUSBケーブルもAC電源も挿せる電源タップのような汎用的なデバイスを紹介したいと思います。
Ankerから発売されている「Anker 321 Outlet Extender」という商品で、AC差込口×3、USB-Cポート×1、USB-Aポート×2を搭載した6-in-1の商品です。
それでは、早速写真たっぷりのレビューをやっていきたいと思います。
Anker 321 Outlet Extenderの商品情報・スペック
まずは、Anker 321 Outlet Extenderの商品情報やスペックから確認していきましょう。
項目 | 内容 |
---|---|
商品名 | Anker 321 Outlet Extender |
サイズ | 約 56 × 56 × 56 mm |
重量 | 約 118 g |
AC定格電圧・電流 | 100V - 125V〜 50 - 60Hz 10A 1000W |
合計出力 | 1000W |
出力 ※1ポート利用時 | USB-A:5V ⎓ 2.4A(最大12W) USB-C:5V ⎓ 3A、9V ⎓ 2.22A(最大20W) |
出力 ※2ポート利用時 | USB-A1+A2:最大15W USB-C+A:最大15W |
出力 ※3ポート利用時 | USB-C+A1+A2:最大15W |
カラーバリエーション | ホワイト |
インターフェース | AC電源プラグ×1 AC差込口×3 USB-Aポート×2 USB-Cポート×1 |
ご覧のように、スペック的には合計出力1000Wではあるものの、USB-A&Cポートの出力に絞ってみれば、USB-Cポート単体使用時で最大20W、複数USBポート使用時で最大15Wと、特段飛び抜けたスペックがあるわけでわありません。
むしろUSBポート搭載の充電器としては、USB-C単体ポート利用時に最大20Wなので一般的なスマホ用充電器と同じで、より高出力を必要とするPC等のデバイスの充電には不十分な出力になります。
といってもAC差込口が3口あるので、デバイスのAC電源アダプタ等を使用して充電すれば十分な出力を得ることができます。
商品名も「Outlet Extender(=コンセント口の拡張タップ的な意味合い)」であり、1つのコンセント差し込み口をマルチ電源タップ並に拡張でき、かつUSBポートも確保できるということを主眼においた商品になっています。
とはいえ、低価格ながらこの製品単体の機能で最大20WのPD(急速充電)にも対応しており、AC差込口も3つあることから、USBポートの出力不足はAC差込口で十分に補うことができます。
そういった意味でも、コンセント差込口のAC差込口を増やす+USBポート給電口としてコスパよく役割を果たすことができます。
写真たっぷりレビュー
では、続いてパッケージや商品の写真をたっぷりつかってレビューしていきたいと思います。
パッケージ写真レビュー
パッケージ正面の写真です。
余計なデザインはなく、白地にAnkerのブランドカラーである明るい水色で「Anker Series 3」といった記載があるのみとなっています。
パッケージ側面の写真です。
Ankerのブランドロゴと「Charge Fast, Live More」というブランドのキャッチコピーが記載されています。
パッケージ背面の写真です。
なにやら色々な情報が記載されています。
80ミリオン(8,000万)以上のユーザー、最先端の急速充電テクノロジー、18ヶ月保証など、訴求すべき3つのポイント等の情報が記載されています。
パッケージ底面の写真です。
各国におけるサポート電話番号やEメールアドレス等の情報が記載されています。
日本のサポート電話番号は「03-4455-7823」でAnkerカスタマーサポートの番号が記載されています。
同梱物写真レビュー
同梱物としては、説明書が入っているのみになります。
説明書には、商品の概要や使用方法が記載されています。
といってもAC差込口にはACプラグを、USBポートにはUSBケーブルを差し込むという当たり前の説明が図解されています。
裏面には製品の使用やカスタマーサポートに関する記載があります。
商品写真レビュー
製品本体の正面写真です
USB-Aポート×2、USB-Cポート×1があります。
側面にはAC差込口が一つ。
反対側にもAC差込口が1つ。
上部にもAC差込口が1つ。
底面には製品の使用などが記載されています。
同時に利用できる電源容量
商品情報・スペックでも軽く触れましたが、「Anker 321 Outlet Extender」の電源容量など、出力の使用に関する部分を詳しく解説したいと思います。
まず、製品全体の合計出力は最大1,000Wになります。
USBポートの出力は、USB-Cポートが1ポート利用時に最大20W、USB-Aポートが1ポート利用時に最大12W、USBポート複数利用時(Type-C、Type-A問わず)は最大15Wになります。
そのため、最大出力1,000Wの内ほとんどが、AC差込口×3で利用できる電力になります。
iPhoneなどのスマホやiPadなどのタブレットの充電は20Wあれば十分なので、Anker 321 Outlet ExtenderのUSB-Cポートで十分な充電が可能になります。
PCの充電では45W以上の出力が理想的なので、AC差込口を利用すると良いでしょう。
希望する改善ポイント
Anker 321 Outlet Extenderは、コンセントの拡張という点ではとてもコスパよく汎用性の高い良い製品ですが、個人的にはUSBポートの仕様がもう少し実用てきであればよかったかなと思います。
具体的には、USB-Aポート×2は不要で、USB-Cポート×2+USB-Aポート×1かUSBポート×3(USB-Aポート×0)でも良かったかなと思います。
そして、コンセントの拡張が目的ではありますが、USBポート単体の最大出力も20Wではなく60Wくらいあれば、より汎用性の高い製品担ったかと思います。
たぶん近い内に、このような仕様を満たす後継機的な製品が発売されるのではないかと、密かに思っています。
とはいえ、壁のACコンセントを拡張するという意味では、本製品は価格も比較的安めでコスパがよい製品ナノではないかと思います。
まとめ
それでは最後に「Anker 321 Outlet Extender」について、特徴をまとめて終わりにしたいと思います。
以上です。
Anker以外の製品いついても、気になった製品があればどんどんレビューしていきたいと思いますので、またのお越しを心よりお待ちしています!