子ども・シニア向けに格安でLINEが使える神プランと上り専用プランがオススメなロケットモバイル

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みなさんはスマホの通信キャリアはどこを使用していますか?

今回は、大手4社(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル)以外の格安SIMの中でも、通信速度が200kbpsに制限される代わりにデータ無制限の「神プラン」がキラリ☆と光るロケットモバイルをご紹介します。

もちろんロケットモバイルでは通信速度制限のある神プラン以外にも1GB〜20GBまで通常の通信速度で使える通信容量プランもあります

しかも、ロケットモバイルは、ドコモ、au、ソフトバク、楽天モバイルの4社の内、好きな回線を選んで格安SIMを契約することができます。

回線によって何が変わるのか、といった内容も説明して行きますので、ぜひ参考にしてみてください!

この記事で分かること
  • ロケットモバイルとは?
  • 神プランとは?
  • 4社の回線で何が異なる?
  • 事務手数料などは?
  • 結局どのプランがオススメ?
  • どんな人にロケットモバイルがオススメ?

ロケットモバイルとは?

まずは、ロケットモバイルについて解説します。

ロケットモバイルは、株式会社IoTコンサルティングが提供する格安SIMです。

ロケットモバイルの格安SIMは2016年5月にサービスが開始されました。

低速データ無制限の神プランをはじめとして、幅広いプランがラインナップされており、用途に応じてプランを選択することができます。

そのため、IoT用途に法人で多く利用されており、2024年9月現在で2,400社を超える法人契約数を誇ります。

神プランとは?

ロケットモバイルの代名詞的なプランが神プランです。

ロケットモバイルの神プランは、通信速度が200kbpsに制限される代わりに通信容量の制限がなくデータ無制限で通信を行うことができます。

神プランは、通話ありのSIMが、ドコモ、au、ソフトバンクの3社の回線を選択でき月額基本料金が490円(税込)〜、通話なしのデータ専用SIMが、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルの4社の回線を選択でき月額基本料金が328円(税込)〜選ぶ事ができるプランです。

mineoのマイそく(ライト:300kbps、660円)やマイそく(スーパライト:32kbps、250円)のちょうど中間に位置する料金と通信速度で、とても選びやすいプランになっています。

ちなみに通信速度200kbpsであれば、LINEトークやLINE通話は使用することができるので、お子さんやシニアの方など、外出先でWEBブラウザや動画視聴などをあまり使わなずに通話発信や受話用にスマホを使用することが多い方にオススメなプランになっています。

初速バースト機能とは?

神プランは、通信速度が200kbpsに制限されるプランですが、通信しはじめの数秒は通信速度が200kbpsを超えて高速になります。

これが文字通り初速バースト機能です。

初速バースト機能をうまく利用すれば、テキストだけのページなどは数秒で読み込むことができます。

ロケットモバイル各プランの比較まとめ

それでは、ロケットモバイルのプランを総まとめしてみましょう。

ロケットモバイルでは、通信キャリアの回線やデータ容量が異なるプランで非常に多くのプランが存在しますが、大きく分けると神プラン(低速データ無制限プラン)」「データ容量固定プラン(高速データ容量固定プラン)」「上り専用プラン(上り高速、下り低速プラン)」の大きく3つの種類に分かれます。

No.プラン名回線キャリアデータ容量月額料金(税込)
※データプラン
月額料金(税込)
※音声プラン
備考
1神プランdocomo無制限328円490円通信速度:常時200kbps
2神プランau無制限328円490円通信速度:常時200kbps
3神プランSoftBank無制限438円627円通信速度:常時200kbps
4神プラン楽天モバイル無制限328円通信速度:常時200kbps
5Dプランdocomo1GB649円765円
6Aプランau1GB649円765円
7SプランSoftBank1GB869円1,099円
8Rプラン楽天モバイル1GB438円
9Dプランdocomo2GB759円850円
10Dプランdocomo3GB924円985円
11Aプランau3GB924円985円
12Rプラン楽天モバイル3GB594円
13Dプランdocomo5GB1,320円1,430円
14Aプランau5GB1,320円1,430円
15Rプラン楽天モバイル5GB759円
16Dプランdocomo7GB2,035円1,980円
17Aプランau7GB1,947円1,980円
18Rプラン楽天モバイル7GB836円
19Rプラン楽天モバイル10GB1,045円
20鬼プランSoftBank15.2GB1,690円1,760円
21Dプランdocomo20GB4,345円4,400円
22Aプランau20GB4,345円4,400円
23SプランSoftBank20GB4,510円4,400円
24Rプラン楽天モバイル20GB1,595円
25ニコニコプランSoftBank25.2GB2,778円2,948円
26Rプラン楽天モバイル30GB2,376円
27Rプラン楽天モバイル50GB3,553円
28Rプラン(上り専用)楽天モバイル3GB440円下り通信速度:200kbps
29Rプラン(上り専用)楽天モバイル5GB495円下り通信速度:200kbps
30Rプラン(上り専用)楽天モバイル10GB605円下り通信速度:200kbps
31Rプラン(上り専用)楽天モバイル30GB1,034円下り通信速度:200kbps
32Rプラン(上り専用)楽天モバイル50GB1,474円下り通信速度:200kbps
33Rプラン(上り専用)楽天モバイル100GB2,024円下り通信速度:200kbps
34Rプラン(上り専用)楽天モバイル200GB3,740円下り通信速度:200kbps
35Rプラン(上り専用)楽天モバイル300GB5,401円下り通信速度:200kbps
36Rプラン(上り専用)楽天モバイル400GB7,084円下り通信速度:200kbps
表. ロケットモバイルのプラン一覧

他社プランとの比較(神プラン編)

ロケットモバイルは、神プランが独特です。

神プランは、通信速度が200kbpsに制限される代わりにデータ無制限のプランになります。

似たプランとしては、mineoのマイそくがあります。

マイそくも神プラン同様、通信速度に制限がある変わりにデータ無制限のプランです。

ただし、マイそくは通信速度を4通りから選ぶことができ、通信速度が早いほど料金が高くなります。

では、mineoのマイそくとロケットモバイルの神プランを比較してみましょう。

プラン名通信速度月額料金(税込)備考
mineo マイそく
(スーパーライト)
32kbps250円LINEトーク:△
LINE通話:✕
ロケットモバイル
神プラン(docomo/au)
※音声+データ
200kbps490円LINEトーク:◯
LINE通話:◯
ロケットモバイル
神プラン(SoftBank)
※音声+データ
200kbps627円LINEトーク:◯
LINE通話:◯
mineo マイそく
(ライト)
300kbps660円LINEトーク:◯
LINE通話:◯
※平日12時〜13時は32kbpsに制限
mineo マイそく
(スタンダード)
1.5Mbps990円LINEトーク:◯
LINE通話:◯
※平日12時〜13時は32kbpsに制限
mineo マイそく
(プレミアム)
3Mbps2,200円LINEトーク:◯
LINE通話:◯
※平日12時〜13時は32kbpsに制限
表. ロケットモバイル神プランとmineoマイそくプランの比較

マイそくの一番安いスーパーライト(通信速度:32kbps)では、LINE通話は使用することができず、LINEトークにおいてもライムラグが生じたり、データ通信はまともに使うことができません。

そのため、マイそくのスーパーライトは、受話専用の回線として割り切った用途で使用するプランになります。

これに対して、ロケットモバイルの神プラン(通信速度:200kbps)はLINEトークやLINE通話も使用することが可能ですが、WEBブラウザや動画視聴、SNSなどはまともに使用することができません。

しかも、ロケットモバイルの神プランはmineoのマイそくライト(300kbps、平日12時〜13時は32kbps)より安いので、LINEトークとLINE通話が使えればよいという方にとてもオススメです。

他社プランとの比較(データ容量固定プラン編)

ロケットモバイルのデータ容量固定プランは正直あまりオススメできません

例えば、Dプラン(docomo回線)の20GBプランは、音声ありプランで4,400円ですが、これはdocomoのサブブランドであるahamoは、30GBで2,970円なので本家より割高なプランになってしまっています。

同様に、Aプラン(au回線)の20GBプランは、音声ありプランで4,400円ですが、auのサブブランどであるpovo2.0の20GB/30日は2,700円なので、これも本家より割高なプランになってしまっています。

鬼プラン(SoftBank)は、15.2GBの音声ありプランで1,760円なので、SoftBankのサブブランどであるLINEMOベストプラン(10GB、2,090円)より、データ容量も料金も安いので、選択肢には入ってきます。

しかし、LINEMOベストプランはLINEトークやLINE通話の通信がデータ消費量としてカウントされないLINEギガフリーという鬼プランにはないメリットがあるので、この辺も考慮して決めるとよいでしょう。

Rプランについては、データ通信専用のプランになりますが、本家Rakuten最強プランと比較すると20GBまではロケットモバイルのほうがおトクになりますが、Rプランの50GBを超えると、本家Rakuten最強プランより割高になってしまいます。

また、Rプランでは、珍しい上り専用プランを選ぶことができます。

Rプランの上り専用プランでは、100GBプランであれは本家より安いので、月100GBまでのアップロードを行うような端末を使用している場合にオススメできます。といっても、個人でそのような端末を所持している方は少ないと思いますので、主に法人向けのプランという扱いになります。

事務手数料などの諸費用は?

ロケットモバイルの事務手数料や各種オプション、通話料金などの情報を一覧にまとめます。

項目料金(税込)備考
新規契約事務手数料3,740円
解約金0円
国内通話料金22円/33秒各音声プラン
データチャージ165円/100MBD/A/Sプラン
データチャージ1GB/495円
3GB/1,430円
10GB/4,000円
Rプラン
SMSオプション165円/月Dプラン(データプラン)のみ
※音声プランは元々SMS込み
通話定額オプション2,178円/月D/A/Sプランのみ
固定IPオプション695円/月Rプランのみ
キャッチホン220円/月D/A/Sプランのみ
留守番電話330円/月D/A/Sプランのみ
表. ロケットモバイルの各種オプション料金まとめ

どんな人にどのプランがオススメなのか?

ずばり、ロケットモバイルのオススメなプランは神プランになります。

神プランの中でも、docomo回線とau回線が通話プランで月額490円なので、こちらがオススメです。

神プランは通信速度が200kbpsに制限されるので、WEB閲覧や動画視聴、SNSの利用はほぼ不可能ですが、LINEトークやLINE通話であれば使用することが可能です。

なので、子どもシニアの方など、外出先ではデータ通信をせず、LINEトークによるメッセージの送受信やLINE通話による通話だけ使用できればよい、という方に非常にオススメなプランとなります。

また、月100GBまでの上り通信を行う端末(各種センサー機器やスマートメーター、防犯カメラなど)向けに、Rプラン(上り専用)もオススメです。

まとめ

最後に、この記事で紹介した内容を箇条書きでまとめます。

  • ロケットモバイルの神プランがオススメ
  • 神プランは通信速度200kbpsでデータ無制限
  • 神プランは月328円から選べる
  • 神プランはmineoマイそくよりオススメ
  • ロケットモバイルはデータ容量固定プランも豊富
  • 法人にオススメな上り専用プラン

以上、ロケットモバイルについて紹介しました。

この記事を書いた人
ガジェット★ユートピア代表「ガジェヲタ」
ガジェヲタ

はじめまして!ガジェット★ユートピア運営者のガジェヲタです。
工学修士を取得後、無線・通信エンジニアとして働きながら学生時代からの趣味であるガジェット探求をしながら日々を送っています。
PC歴27年、スマホ歴15年、仕事を通して培ったモバイルやWi-Fiの知識、無線技士の資格を活かしてスマホのプロとしての視点とガジェットヲタクとしての独自の観点から生活を豊かにするガジェットやライフハックの情報を発信します。

東京都在住のアラフォーで、私生活は3児の親として日々奮闘しています。

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