2019年に発売されたGoogle Nest Hub、同じく2019年に大画面モデルのGoogle Nest Hub Maxも発売され、その後、2021年にはGoogle Nest Hub(第2世代)も発売されています。
Google Nestシリーズは、Google社が発売するスマートスピーカーのブランドで、その中には、画面を持たないGoogle HomeやNest Miniなどの製品もありますが、こちらの記事では画面付きのGoogle Nest Hubについて紹介します。
この記事では、以下の内容が分かるようになっていますので、興味のある方はぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。
それでは次の目次に沿って説明していきます!
Google Nest Hubとは?
Google Nest Hubとは、スマートスピーカーであるGoogle Nestシリーズのうち画面が搭載されたモデルを指します。
画面のないGoogle HomeやNest miniは音声コントロールが基本ですが、Google Nest Hubは画面が搭載されているため、音声コントロールだけでなくタッチ操作ができる他、動画再生や写真の閲覧が可能になります。
その他できることについては、「Google Nest Hubでできること」にて詳しく説明します。
底面はラバー素材で滑りにくく加工されています。
Google Nest Hubの種類/スペック
これまでに発売されたGoogle Nest Hubの情報を紹介します。
なお、2021年にGoogle Nest Hub(第2世代)が発売されたため、2019年に発売された初代Google Nest Hub(旧称:Google Home Hub)は販売終了となっています。
項目 | Nest Hub(第1世代) | Nest Hub Max | Nest Hub(第2世代) |
---|---|---|---|
発売日 | 2019年6月12日 (販売終了) | 2019年11月22日 | 2021年5月5日 |
ディスプレイサイズ | 7インチ | 10インチHD | 7インチ |
ディスプレイ解像度 | 1,024 * 600 | 1,280 * 800 | 1,024 * 600 |
カラー | Chalk Charcoal Sand Aqua | Chalk Charcoal | Chalk Charcoal |
スピーカー | フルレンジ | ツイーター*2 サブウーファー*1 | フルレンジ (43.5mmドライバ) |
高感度マイク | 2個 | 2個 | 3個 |
Wi-Fi | 802.11b/g/n/ac 2.4GHz,5GHz (Wi-Fi5) | 802.11b/g/n/ac 2.4GHz,5GHz (Wi-Fi5) | 802.11b/g/n/ac 2.4GHz,5GHz (Wi-Fi5) |
Bluetooth | 5.0 | 5.0 | 5.0 |
センサー | 超音波センサー 周囲光EQセンサー タッチセンサー | 超音波センサー 周囲光EQセンサー カメラセンサー タッチセンサー | 超音波センサー 周囲光EQセンサー タッチセンサー Motion Sense用Soliセンサー 温度センサー |
本体サイズ [mm] | 67.3 * 178.5 * 118 | 101.23 * 250.1 * 182.55 | 69.5 * 177.4 * 120.4 |
重量 | 480g | 1.32kg | 558g |
Nest Hub第1世代と第2世代の違い
Google Nest Hub第1世代と第2世代の違いは、上記の表を見比べれば分かりますが、手っ取り早く簡単にまとめておきます。
基本的には、第1世代と比較して第2世代は当然パワーアップしているのですが、パワーアップしているにもかかわらず価格は安く抑えられているところは驚くべきポイントです。
第1世代は既に販売終了になっていますので、どちらを購入すべきか検討する必要はありませんが、パワーアップしているのに安くなっている第2世代はコスパもよくオススメです。
Google Nest Hubでできることとオススメの使い方
Google Nest Hubでできることは色々あります。
これもまずは一覧にしてみます。
その後で、それぞれのできることの詳細を説明していきたいと思います。
デジタルフォトフレームになる
私がGoogle Nest Hubを購入した一番の理由はコレになります。
そもそもデジタルフォトフレームをリビングに置いて家族写真をスライドショーにしたいという考えから、デジタルフォトフレームを探していたところでGoogle Nest Hubに出会いました。
また、当時流行り始めていたスマートスピーカーによる音声コントロールも搭載されているので、スマートホームにする来たるべきが来たと思い、家族へのクリスマスプレゼントとしてGoogle Nest Hubを購入しました。
スマホやデジタル一眼などのカメラで撮った写真をGoogleフォトにアップロードし、Googleフォトにアップロードした写真をGoogle Nest Hubのスライドショーで表示するように設定するだけで、自動的に過去の思い出写真を画面に映してくれるので見ていて飽きることがありません。
また、何年前の今頃などGoogle Nest Hubが自動でその時に関連のある過去の写真を映してくれるので、あぁ5年前の今頃はこんなことしてたっけなぁ〜などと、日常の生活の中でふと思い出にひたることができます。
遠い昔のデジタルフォトフレームは、写真をUSBメモリに保存して、USBメモリをデジタルフォトフレームのUSBポートに接続して写真をスライドショーにするものでしたが、Google Nest Hubではそのような面倒なことはせず、ただGoogleフォトに撮った写真をアップロードするだけでよいので、便利な時代になったものだなぁということを痛感しました。
人間にとって大切な思い出を忘れないということはとても重要なことですが、やはり振り返る機会がないと悲しくも忘れてしまうものです。
しかし、Google Nest Hubで撮りためた写真をスライドショーにするようにしておけば、ふと画面を見た瞬間に大切な思い出が蘇ります。
このような体験ができるだけでもGoogle Nest Hubを購入した意味があったととても満足しています。
Google Nest Hubをデジタルフォトフレームとして使う際の設定はこちらの記事で詳しく解説していますので、併せて参考にしてみたください。
様々なガジェットを音声コントロールできる
Google Home HubとIoT家電など様々なガジェットを連携させることで音声コントロールが可能になります。
例えばロボット掃除機を連携させておけば「OK Google!掃除して」と話しかけるだけでロボット掃除機が掃除を開始したり、「OK Google!エアコンつけて」と言えばエアコンを、「OK Google!テレビをつけて」と言えばテレビを、といった具合に様々なガジェットを音声でコントロールすることができます。
我が家では毎朝「OK Google!掃除して」といって出かけます。
天気予報の確認
天気も音声コントロールで確認することができます。
「OK Google!今日の天気は?」と聞くと、付近の天気を教えてくれます。
音楽/動画の再生
音楽や動画の再生も音声コントロールで行うことができます。
特にアプリを指定しなくても「OK Google!森山直太朗の『さくら』を流して」とリクエストすると、Youtubeミュージックなど自動で適切なコンテンツを見つけて再生してくれます。
音声検索
通常の検索も音声で行うことが可能です。
ちょっとした気になることや調べたいことなど「OK Google!〜〜〜について教えて」や「OK Google!タマゴを英語で言うと?」と話しかけるだけで、適切な回答をしてくれたり、検索結果を読み上げてくれたりします。
何かしながら手は塞がっていてスマホで検索はできないけど、口は空いているときなど、音声で調べ物をできるので便利です。
タイマー/アラームの設定
こちらもとても使い勝手が良い機能です。
料理をしながらタイマーに手を伸ばすことなく、音声で「OK Google!タイマー8分」と話しかけるとタイマーを設定してくれます。
また、子どもの遊び時間を決め手タイマーをセットしたり、お出かけ前に出発時間にアラームを設定して「Googleが鳴ったら出発するよ」と子どもに事前告知することで、すんなり出発ができたりします。
我が家の子どもは、急に出発するよと言っても、中々気分が乗らず言うことを聞いてくれないことが多いですが、アラームなどをきっかけに気分が上手く乗ってすんなり出発ができるようになるので、同じ状況で悩んでいる方にはオススメです。
まとめ
最後にこの記事で紹介したGoogle Nest Hubについてまとめます。
購入はGoogleの公式ページからが安心です。
以上、Google Nest Hubの購入を迷ってい方の参考になったら嬉しいです。