AirPods第3世代とAirPods Pro第2世代の違いや選び方オススメの人を紹介します【レビュー】

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この記事では2021年に発売されたインナーイヤー型のAirPods(第3世代)について、使い心地や良い点いまひとつな点、オススメのアクセサリー等を紹介します。

AirPods Pro(第2世代) との違いもまとめていますので、AirPods(第3世代)やAirPods Pro(第2世代)の購入を迷っている方は、参考にしてもらえれば嬉しいです!

それでは以下の目次に沿って説明していきます!

なお、2024年9月にはAirPods(第3世代)の後継となるAirPods(第4世代)が発表されました。

AirPods(第4世代)については、コチラの記事でレビューしていますので、併せて参考にしてみてください。

AirPods(第3世代)購入の決め手

私もAirPods(第3世代)を購入するときは、次のポイントで購入するか迷いました

  • 価格が高い
  • AirPods Pro(第2世代)と AirPods(第3世代)どちらを買うか
  • AirPods以外のイヤホンを買うか
  • なんといっても価格が高い

しかし、悩んだ末、次のポイントで購入を決めました

  • iPhoneをメインのスマホで使用している(iPhoneとの親和性が高い)
  • iPadも使用している(iPadとの親和性が高い)
  • カナル型は苦手
  • アダプティブイコライゼーションが良さそう
  • ワイヤレス充電に対応している
  • アクセサリーが豊富

それぞれのポイントについて、この後に詳しく説明していきます。

AirPods(第3世代)とAirPods Pro(第2世代)の違い

AirPodsを買おうと思った方は、次の段階でAirPods Pro(第2世代)とAirPods(第3世代)のどちらを購入するか、で迷うのではないでしょうか?

私もそうでした。
そして違いを吟味して、AirPods(第3世代)の購入を決めました。

でも、お金に余裕があれば両方買って、用途に分けて使い分けるのが一番だと思います。

ここではAirPods Pro(第2世代)とAirPods(第3世代)の違いについて、いくつかの項目で比較していきます。

価格差

まず、1つ目の違いは価格差です。

AirPods Pro(第2世代)は、AirPods(第3世代)よりも高いです。

AirPods(第3世代)は、AirPods Pro(第2世代)より技術や機能が絞られている分安くなっています。

※技術と機能については次の項目で説明します。

価格差としては、約1万円程AirPods(第3世代)が安く設定されています。

技術と機能の差

機能的には、当然価格の高いAirPods Pro(第2世代)の方が高性能になっています。

AirPods Pro(第2世代)のみにある「ノイズキャンセリング」や「外音取込み」が不要という方は、価格の安いAirPods(第3世代)を選んでも良いかもしれません。

以下に主な機能の一覧を記載します。
各機能の詳細は一覧の後で補足説明をしています

機能AirPods(第3世代)AirPods Pro(第2世代)
適応型オーディオ
ノイズキャンセリング
外音取込み
空間オーディオ
ダイナミック
ヘッドトラッキング
会話感知
操作感圧センサータッチコントロール
防塵防水性能IPX4
※耐汗耐水性能あり
※防塵性能なし
IP54
※耐汗耐水性能あり
※防塵性能あり
ケースの
ワイヤレス充電
充電コネクタLightningUSB Type-C
再生時間
(イヤホン フル充電)
6時間6時間
再生時間
(充電ケース使用)
30時間30時間
表. AirPods(第3世代)とAirPods Pro(第2世代)の技術と機能の差

適応型オーディオ:ノイズキャンセリングモードと外音取込みモードを自動で切替える機能。

ノイズキャンセリング:周囲の雑音を打ち消す機能。

外音取込み:周囲の音を聞き取りやすくする機能。

空間オーディオ:自分の周りから実際に音が聞こえるような臨場感・没入感を再現する機能。

ダイナミックヘッドトラッキング:頭の向きに合わせて音が聞こえてくる方向が変わるような聞こえ方を実現する機能。

会話感知:AirPodsの使用者が会話を始めたときに、イヤホンから聞こえる音楽等の音量を下げて会話をしやすくなる機能。

デザイン(イヤホン形状)の差

イヤホン形状の違いもAirPods(第3世代)とAirPods Pro(第2世代)のどちらを選ぶかを決める大きなポイントになります。

人によっては、機能より重要かもしれません。

それでは、AirPods(第3世代)とAirPods Pro(第2世代)のイヤホン形状を解説していきます。

AirPods(第3世代)の本体の画像
AirPods(第3世代)の本体

AirPods(第3世代)はインナーイヤー型

AirPods(第3世代)のイヤホン形状は、インナーイヤー型と呼ばれる形状です。

インナーイヤー型は、昔からあるタイプのイヤホン形状で、耳栓のように耳の奥まで差し込まずに耳の入口に乗せる感じで装着するタイプです。

カナル型と比べて、長時間使用しても耳が痛くなりにくいのが特徴です。

特にAirPods(第3世代)は、耳の入口に優しくフィットして、まるで付けているのを忘れてしまうぐらい耳への負担がほとんどありません

何時間でも付けていられると言っても過言ではありません。

逆に、カナル型のような密着感はないので周りの音がノイズとして聞こえてしまうところがデメリットとなります。

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AirPods Pro(第2世代)はカナル型

AirPods Pro(第2世代)のイヤホン形状は、カナル型と呼ばれる形状です。

カナル型は、2000年台に入ってから登場したイヤホン形状で、耳栓のように耳の奥までピッタリと密着して挿入するタイプです。

周囲の雑音がほとんど聞こえなくなり、イヤホンの音のみが聞こえるような没入感を味わえるところが特徴です。

耳の奥までピッタリ挿入するため、長時間使用していると耳が痛くなりやすいです。

AirPods Pro(第2世代)には、4サイズのイヤーチップ(XS、S、M、L)が付属されていますので、自分の耳に合ったイヤーチップに交換できます。

とはいえ、私の場合はカナル型を長時間使用すると、イヤーチップを小さくしても耳が痛くなるので、そこがポイントとなってAirPods(第3世代)を購入する一つの決め手としました。

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AirPods(第3世代)の良い点

空間オーディオ

空間オーディオは、自分の周りに複数のスピーカーがあるような感じで、音が周りから降り注いでくるような立体感のある音を作り出す技術です。

頭の向きに合わせて音が聞こえてくる方向が変わるような感覚を味わえるダイナミックヘッドトラッキングと合わせることで、まるで映画館やコンサートホールにいるような臨場感を味わえることが出来ます。

Apple純正なのでiPhoneやiPadと相性バツグン

音質もそうですが、AirPodsを使用する大きなメリットとして、Apple純正だからこそのiPhoneそしてiPadやMacなどの親和性がバツグンである点が挙げられます。

一つは肌感知センサーです。

例えば、音楽を聞いたり動画を視聴しているときにイヤホンを外すと再生が中断され一時停止されたり、逆にイヤホンを付けると再生が再開されたりと、AirPodsが着脱を検知して手間な操作を代替してくれます。

そしてもう一つがデバイス自動切替機能です。

例えば、iPhoneで音楽を聞きながら次にiPadで映画を見ようとしたときなど、いちいちiPhoneでAirPodsを切断してから次にiPadでAirPodsを接続するといった操作が不要で、iPadで映画を再生し始めたときに自動でiPhoneの音楽が停止され、iPadの映画の音がAirPodsから聞こえるようになります。

ちなみにこれらの機能は、Apple参加のBeatsのイヤホンでも実装されています。

つまんで操作

AirPodsは、耳から飛び出る白い棒状の部分をつまむことで様々な操作を行うことができます。

どのような操作がてきるかご紹介します。

1回押し:1回つまむとメディアを再生、または停止することができます。また着信時に1回押しで電話にでることもできます。

2回押し:2回つまむと次の曲にスキップ、または通話を終了することができます。

3回押し:3回つまむと前の曲にスキップすることができます。

ケースがMagsafe充電(ワイヤレス充電)対応

Magsafe充電ケースモデルであれば、ケースのワイヤレス充電が可能です。

ワイヤレス充電に対応したイヤホンは珍しくはありませんが、充電ケーブルを指す必要がなくワイヤレス充電パッドに乗せておくだけで充電できた方がイイに越したことはありません。

オーディオ共有機能

オーディオ共有機能は、例えば1台のiPhoneで再生している音楽を複数のAirPodsで共有して聞くことができる機能です。

電車やバス、飛行機などで、友達同士や恋人同士など、同じ画面を見ながら別々のAirPodsで音をきくことができる機能は、シーンは限られますがあるととても便利です。

探すアプリで探知できる

イヤホン付けながら寝落ちしてしまい起きたときにイヤホンがない!ってことよくありますよね?

そんなときにAirPodsなら、「探すアプリ」を使って簡単に探し出すことができます。

探すアプリを起動して、AirPods探知モードを立ち上げて端末を動かすと、AirPodsから離れているか、近づいているかを判別することができます。

「近いです」の表示される方に端末を移動し続けることで、AirPodsを探し出すことができます。

探すアプリでAirPodsを探す画像(離れています)
探すアプリの画像(AirPodsから離れたとき)
探すアプリでAirPodsを探す画像(近いです)
探すアプリの画像(AirPodsに近づいたとき)

Apple Music 6ヶ月無料が付いてくる

これは地味に嬉しいです。

AirPodsを購入すると、Apple Musicを利用したことが無い方に限り、新規登録の場合のみ6ヶ月間無料でApple Musicを利用することができます

Apple Musicは月額約1,000円のサブスクリプションなので、合計で約6,000円分のApple Musicが利用できることになります。

サードパーティーアクセサリーが多い

これもApple純正品の特権ですね!

AirPodsはApple純正品で高価ですが、多くのユーザーがいるためケースカバーなど、サードパーティー製のアクセサリーが豊富です。

かわいい系もカッコイイ系も面白い系のケースカバーも選び放題なのは大きなメリットです。

AirPods(第3世代)のいまひとつな点

ノイズキャンセリング機能がない

AirPods(第3世代)では、AirPods Pro(第2世代)にあるノイズキャンセリング機能がありません。

その分AirPods(第3世代)は価格も安くなっていますが、ノイズキャンセリング機能が必須という方は、AirPods Pro(第2世代)を選びましょう。

ノイズキャンセリング機能がなくてもいいからインナーイヤー型で安いほうがいいという方はAirPods(第3世代)がおすすめです。

ケースの充電端子がLightning端子

AirPod Pro(第2世代)のケースの充電端子がUSB Type-Cであるのに対し、AirPods(第3世代)のケースの充電端子はLightningになっています。

iPhone15シリーズではLightningポートが廃止され、USB Type-Cポートが採用されましたので、今後Lightning端子の需要が少なくなっていくことを考えると、ここはマイナスポイントかもしれません。

ただ、個人的には充電はワイヤレスで行うので、充電ポートの形状は正直大きな問題ではありません。

Apple純正なので高額

これはAirPodsが永遠に抱える解決不可能な問題かもしれません。

ただ値段に見合うメリットは上で紹介したように沢山ありますので、この価格を高くみるかは人それぞれかと思います。

個人的には少し高い買い物でしたが、毎日使用するものなので、大満足です。

まとめ

それでは最後に、AirPods(第3世代)がオススメな人とAirPods Pro(第2世代)がオススメな人をまとめたいと思います。

AirPods(第3世代)がオススメな方

AirPods(第3世代)がオススメな方をまとめます。

  • カナル型が苦手な方
  • インナーイヤー型が好きな方
  • ノイズキャンセリングが不要な方
  • 外音取込み機能が不要な方
  • AirPods Proは高すぎるという方

AirPods Pro(第2世代)がオススメな方

AirPods Pro(第2世代)がオススメな方をまとめます。

  • カナル型が好きな方
  • ノイズキャンセリングが必須な方
  • 外音取込みが必須な方

以上で、この記事は終了です。

AirPods(第3世代)やAirPods Pro(第2世代)の購入の参考になれば嬉しいです!

この記事を書いた人
ガジェット★ユートピア代表「ガジェヲタ」
ガジェヲタ

はじめまして!ガジェット★ユートピア運営者のガジェヲタです。
工学修士を取得後、無線・通信エンジニアとして働きながら学生時代からの趣味であるガジェット探求をしながら日々を送っています。
PC歴27年、スマホ歴15年、仕事を通して培ったモバイルやWi-Fiの知識、無線技士の資格を活かしてスマホのプロとしての視点とガジェットヲタクとしての独自の観点から生活を豊かにするガジェットやライフハックの情報を発信します。

東京都在住のアラフォーで、私生活は3児の親として日々奮闘しています。

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