スマホと直接接続してそのまま操作することができるコントローラー「BACKBONE one」をご存知でしょうか?
スマホのアプリはもちろん、PlayStation Remote PlayやXbox Remote Play、Steam Linkにより据置型コンシューマ機をリモートプレイする場合でも使用することが可能です。
今回は、BACKBONE OneのPlayStationデザイン版を買ってみて、スマホが携帯型ゲーム機になったように、違和感なく使えることが分かりましたので、写真をたっぷり使ってレビューしていきたいと思います。
併せてBACKBONE One(PlayStation)デザインの専用ケースも購入したので、こちらについてもレビューをしていきたいと思います
BACKBONE Oneの商品情報・スペック
今回私が購入したのはGen2(第2世代)のUSB-Cタイプとなります。
カラーバリエーションはブラックとホワイト(PlayStation Edition)の2種類、コネクタタイプはUSB-CとLightningの2種類で系4パターンあるので、ご自身の使用環境にあったモデルを選びましょう。
項目 | 説明 |
---|---|
商品名 | BACKBONE One |
カラー | ・スタンダード(ブラック) ・PlayStation(ホワイト) |
コネクタタイプ | ・Lightning ・USB-C |
縦幅 | 約93.9mm |
横幅(折りたたみ時) | 約176.2mm |
横幅(展開時) | 約257.6mm |
厚さ | 約32.6mm |
重さ | 約138.0g |
第1世代と第2世代の違い
BACKBONE Oneは、第1世代と第2世代が発売されています。
第1世代と第2世代の違いは、大きく2つあります。
1つ目は、スマホをセットするときに重要なアダプタ(アタッチメント)がマグネット式で交換可能な点です。マグネット式アダプタはSサイズとLサイズの2サイズが同梱されており、アタッチメントなしでも使用することができます。
小さめ/薄めのスマホにはLサイズを、大きめ/厚めのスマホにはSサイズ、またはアダプタなしでの使用がオススメです。
2つ目は、方向パッドとボタンが刷新されて、より正確で反応のよい入力が可能になった点です。
BACKBONE Oneの写真レビュー
それでは、パッケージや実機の写真をたっぷり使ってレビューしていきたいと思います。
パッケージ写真レビュー
まずはパッケージの写真から確認していきましょう。
BACKBONE OneのPlayStationデザイン版のパッケージは、PS5のパッケージのように白を基調として青いアクセントが入ったデザインになっています。
パッケージ正面の左上にはPlayStationのロゴがデザインされていて、右上にはBACKBONEのロゴがデザインされています。
左下には、iPhone向け、Android向けであること、USB-Cタイプであることが分かる記載があります。
右下には、PlayStationのオフィシャルライセンス商品であることが分かるロゴが記載してあります。
そして、中央には、本体にiPhoneがセットされた状態の写真が印刷されています。
パッケージ上部の写真です。
中央にはお店で陳列フックにかけるハンガー部分を出す穴が開けてあります。
また、「USB-Cコネクタを搭載したiPhoneまたはAndroidデバイスで動作する」ことが多言語で記載されています。
右端に記載されたQRコードを読み込むとBACKBONEアプリのダウンロードページにジャンプすることができます。
パッケージ背面の写真です。
パッケージ背面には、以下の内容が多言語で記載されています。
- BACKBONEは、iPhoneまたはAndroidスマホを次のレベルのゲームデバイスに変えます。
- コントローラーに対応したゲームをプレイするか、PS Remote PlayやGoogle Passなどのサービスに接続してください。
- ゲームプレイの録画、編集が可能。
- 低遅延、充電は必要ありません。
パッケージの外箱を外すと、黒いパッケージが登場します。
内部パッケージの正面には、BACKBONEのロゴが記載してあります。
内部パッケージを開封しました。
パッケージを開封すると早速本体が目に飛び込んできます。
そしてBACKBONEアプリのダウンロードページへジャンプできるQRコードが記載された紙が同梱されています。
そして上蓋の内側には、マグネット式で取外し可能なアタッチメントが入った小箱がくっついています。
同梱物写真レビュー
それでは、このまま同梱物の写真レビューに入っていきたいと思います。
内部パッケージを開封して本体を取り出すと、その下には「Play Safe.」と記載された安全についての冊子が同梱されています。
パッケージ上蓋の内側についていた小箱にはSサイズのアダプタ(アタッチメント)が入っていました。
(なお、Lサイズのアダプタは本体に装着された状態になっています)
SサイズとLサイズのアダプタを並べてみます。
左がLサイズ、右がSサイズのアダプタです。
ちなみにアダプタは磁石によってBACKBONE One本体に吸着します。
この3つの丸い部分が磁石になっていて本体にくっつきます。
本体の写真レビュー
それでは、本体の写真レビューに入っていきたいと思います。
本体正面の写真です。
ゲームパッドの左側には、方向パッド(L)と十字キー、ミュートボタン(…)と撮影/録画ボタンがあります。
ゲームパッドの右側には、○✕□△ボタンと方向パッド、オプションボタン(≡)とBACKBONEアプリ起動ボタンがあります。
そしてゲームパッドの右側にはUSB-C端子(オス)があります。
本体背面の写真です。
背面は特に変わった部分はありません。
ゲームパッド右側の底面には、USB-Cポートがあります。
このUSB-Cポートを使用することで、プレイしながらスマホを充電することもできます。
ゲームパッド左側の底面には、イヤホンジャックがあります。
イヤホンジャックを使用することで有線のイヤホンやヘッドホンを使用することができます。
右斜上から本体を撮ってみました。
○✕□△ボタンはクリアパーツでツヤツヤのよい質感です。
○✕□△ボタンは押したときにカチカチッっとクリック音がするタイプのボタンになっています。
左上から本体を撮ってみました。
十字キーは○✕□△ボタンとどうようにクリアパーツでツヤツヤの質感です。
十字キーは○✕□△ボタンと違ってクリック音はしないタイプになっています。
横に展開した本体を背面から見るとPlayStationのロゴマークが見えます。
R1、R2ボタンのアップ写真です。
押し心地は軽い感じです。
L1、L2ボタンのアップ写真です。
USB-C端子部分を拡大してみました。
※本体にはLサイズのアダプタが装着してあります。
ゲームパッド右側のアダプタ部分です。
本体や中央のバー部分はつや消しのマッドな仕上がりになっています。
スマホ装着時の写真レビュー
BACKBONE One本体にiPhone16Proを装着してみました。
こちらはiPhoneケース無しの状態でBACKBONE Oneに装着した状態です。
ご覧のように、とてもいい感じでゲーム機っぽさ抜群です。
ではアダプタ(アタッチメント)部分を拡大してみましょう。
同じく、iPhoneケース無し、アダプタ無しの状態のゲームパッド右側部分です。
iPhoneとゲームパッドの間に隙間が見えます。
ゲームパッド左側部分は、iPhoneのカメラユニットがあるためピッタリなサイズ感です。
続いて、iPhoneケース無し、Sサイズのアダプタを着けたゲームパッド右側部分のアップです。
iPhoneとゲームパッドの間の隙間はほぼなくなった感じです。
ゲームパッド左側部分はアダプタ(Sサイズ)とカメラユニットが干渉して少し窮屈な感じです。
次は、iPhoneケース無し、Lサイズのアダプタを着けたゲームパッド右側部分のアップです。
Sサイズアダプタのときよりも隙間がなくしっかりとハマっている感じです。
ゲームパッド左側部分はアダプタ(Lサイズ)とカメラユニットが干渉して、しっかりハマらずに浮いた状態になってしまっています。
ほとんどのスマホはUSB-Cポートのある側と反対側にカメラユニットがあるので、右側のポート部分は厚めのアダプタ(Lサイズ)を使用し、カメラユニットのある右側はアダプタ無し、もしくはSサイズのアダプタを使用することでピッタリと安定した装着ができるかもしれません。
最後にiPhoneケースを着けた状態です。(アダプター無しの右側)
同じくiPhoneケースあり、アダプター無しの左側アップ写真です。
ケースを着けた状態だとアダプタ無しがちょうどよいかもしれません。
BACKBONE Oneの使い方・使い心地
続いてBACKBONE Oneの使い方や使い心地について解説していきます。
スマホの付け方
スマホの付け方は簡単です。
説明するまでもないかもしれませんが、BACKBONE Oneを両側にガバっと開いて、ゲームパッド右側のUSB-CコネクタにスマホのUSB-Cポートを差し込むだけです。
アタッチメントの取外し・付替え
装着するスマホのサイズによって挟み込む部分のアダプタ(アタッチメント)を付け替える事ができます。
大きめ(厚め)のスマホを装着する際はアダプタ無しかSサイズを、小さめ(薄め)のスマホを装着する際はLサイズのアダプタを装着するとよいでしょう。
この写真はiPhone16 Proをケース付きで、アダプタ無しのBACKBONE Oneに挟んだ状態の写真です。
ケース付きの場合は、アダプタ無しがちょうどよいです。
使い心地
まず、コントローラーの質感はとても良く、安っぽさを感じません。
スティックやボタンのサイズは、PS5のコントローラーよりも一回りくらい小さめな感じで、Nintendo Switchとほぼ同じくらいのサイズ感です。
そのため、違和感なく操作することが可能です。
試しにiOS版の『テラリア』をプレイしてみましたが、操作性もレスポンスもよく、ゲーム機でプレイするのと変わらず、違和感はありませんでした。
また、ゲームパッド右側の下に充電用USB-Cポートがあるため、充電しながら使えるのもポイントです。
PS5コントローラとの比較
BACKBONE Oneのサイズ感を分かりやすく伝えるためにPS5のコントローラーと比較してみます。
まずは、スマホを装着指定ない状態のBACKBONE OneとPS5のコントローラーを横に並べてみました。
ほぼ同じようなサイズ感です。
色合いもボタンの質感もほぼ同じであることが分かります。
方向スティックはPS5のコントローラーの方が一回り大きめです。
続いてiPhone16Proを装着したBACKBONE OneとPS5のコントローラーを比較してみました。
iPhone16Proの画面サイズは6.3インチ、Nintendo Switchの画面サイズは6.2インチ(有機ELモデルは7インチ)なので、Nintendo Switchと同じくらいのサイズ感になります。
専用ケースのレビュー
BACKBONE One(PlayStationデザイン)と一緒に専用ケース(PlayStationデザイン)も購入したので、一緒にレビューしていきたいと思います。
専用ケースの商品情報・スペック
まずは専用ケースの商品情報とスペックをまとめます。
項目 | 説明 |
---|---|
商品名 | BACKBONE One Carrying Case |
カラー | ・スタンダード(ブラック) ・PlayStation Edition(ホワイト) |
コネクタタイプ | ・Lightning ・USB-C |
縦幅 | 約13.21mm |
横幅 | 約20.32mm |
厚さ | 約5.33mm |
重さ | 約226g |
専用ケースの詳細なレビューについては、このあとの写真レビューで見ていきたいと思います。
専用ケースの写真レビュー
まずは専用ケースのパッケージ写真からです。
パッケージはBACKBONE Oneと同様にPS5のパッケージと同じような白と青を基調としたデザインになっています。
パッケージの背面には「家でも外でもBackbone Oneを守りましょう」というテキストが多言語で記載されています。
パッケージ側面には「BACKBONE」のロゴが大きく記載されています。
BACKBONE One本体のパッケージ同様に、外箱を外すと内箱がある作りになっています。
箱を開けると、特に同梱物はなく専用ケースが入っていました。
一応保護用の袋に入っていましたが、写真は割愛します。
専用ケースのデザインは非常にシンプルでPlayStationの象徴でも○✕□△のマークが印字されているのみです。
素材はフェルト生地のような表面になっていますが、中にはプラスチックが入っているようで硬いです。
ファスナーの引手はオレンジのゴムっぽい素材でBACKBONEのロゴマークがデザインされています。
○✕□△部分のアップ写真です。
文字は印刷で仕上げられているようです。
背面は無地のデザインになっています。
専用ケースを開いてみました。
内側もフェルト生地のような素材で、色はブラック一色です。
BACKBONE One本体を挟み込む山が2つ並んでいます。
山をアップで撮ってみました。
BACKBONE One本体を収納してみました。
専用ケースなだけあってフィット感は抜群です。
山にしっかり挟まれるので本体がずれる心配もありません。
フェルト生地の中にハード素材が入っているので本体を傷つける心配はいりません。
注意点
BACKBONE Oneを横に展開したときの最大サイズは約18cmです。
スマホをUSB-C端子に指すために少し余長が必要になるので、実際に装着できるスマホは一回り小さくなります。
iPhone16Proの高さは「149.6mm」なので、問題なく装着することができます。
対応スマホについてはこのあと一覧でまとめますが、BACKBONEの公式ホームページを確認すると安心です。
対応スマホ一覧
BACKBONE Oneの対応スマホを一覧にまとめます。
iPhoneは6Sシリーズ以降の機種すべてに対応していますが、iPhone14までは端子がLightining、iPhone15シリーズ以降は端子がUSB-Cであることに注意してください。
まとめ
BACKBONE Oneを実際に購入してみて、本体の質感が良かったところにまずは満足しました。
早速iOS版の『テラリア』をダウンロードして遊んでみましたが、全く違和感なくプレイできて更に満足しています。
(テラリア自体がとても中毒性があり止め時がわからないゲームなので、ついつい遊んでしてしまい本ブログの更新に影響を与えてしまいましたw)
また、専用ケースの質感もよくBACKBONE One本体をしっかりと保護してくれるので、こちらも併せて購入することをオススメします。
以上です。BACKBONE Oneと専用ケースの購入の参考になれば嬉しいです。